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  たわごと編: No.454
 
  2018.03.28 政権打倒の底意で真相究明を迫る病弊  
 
  佐川氏証人喚問を見たあと以下を書いている。私がいままで森友問題や決済文書書き換え問題の報道や国会の審議などを見て来て思うのは、マスコミや野党などの勢力が常にチャンスがあれば政権打倒してやろうと思っているのではないかということである。ある時テレビニュースを見ての印象では、共産党や立憲民主党などは会見や街頭演説で真相解明しそうすれば自分たちの批判が正しいことが分かるから政権打倒しようと言っているようだった。

国会質問でも、真相はどうなのか解明するというよりは政権や首脳の責任追及で政権打倒や辞任を狙っているような印象を私は受けた。真相つまりは提示された疑問の源の事案が実際どうだったかという事実を解明し、それから責任がどこにあるか対策はどうするかというはなしになるのだが、初めからマスコミや野党などはあいつが怪しいという気がするだけで真相を追求する振りをしながら政権打倒に結び付ける言質を取ろうとするから世論がそれに影響されたり国会も空回りしたりするのではないかという気がしている。

本当はどうなのかは分からないのだが、総理夫人の名が文書に出ていた理由について私は以下のようなことではないかという気がしている。森友問題の発端は学校用地売却価格への疑問である。そして森友学園の開設予定小学校の名誉校長が総理夫人だった。それを利用して交渉の際、学園理事長が総理夫人の名を出して政権とのつながりがあるかのように装い有利に運ぼうと試みて来た。そこで近畿財務局は総理夫人の名に影響されず正しい手続きで事に当たったことを記録しようとその動向や理事長から出た総理夫人の言葉を文書に残したのではないか。

また総理夫人のお付き女性官僚の報告文書については、当該官僚がお目付け役として夫人が政治的関与をしないよう警戒阻止するのが役目として、理事長からの申し入れに夫人が関与しないように処置対応しそのように処理したという報告を関連部署にしたものであり、夫人にも警告の意味でその旨の報告をしていたのではないか、という気がしている。

決裁文書の書き換え問題については、なぜそういうことが発生したのか実際のところは分からないが、上記の文脈で行けば政治家や総理やその夫人の問い合わせや動向や発言を記録し政治的介入はなかったという証拠を残すことにしていた。ところが文書公開の要求が大きくなって、政権あるいはその関係者に対し政府官僚が警戒監視をしていたあるいは面従腹背と取られるような記録を抹消しようとしたのではないかという気がしている。手続きに瑕疵がないように物事を運ぶこと、また政権からのお覚えが悪くなることを避けること、それが官僚のいわゆる習性ということなら、あり得るかという気がしている。


補足1: 権力がついて回る立場_総理夫人
真実がどうかはそのうち分かるだろうが、国家意識が希薄で自分が飛翔することにこだわりまたそれを粋がる奥さんは困りものだったということかも知れない。またそれを見抜けず愛でたり煽て挙げたものにも問題があるということかも知れない。

補足2: 
国家としてという意識はないのか_野党やマスコミ
2018.03.29
金正恩が中国を訪問した。しかしマスコミや野党などから国家としての在り方など深く考えた見解などあまり見かけない印象である。また来年度予算が国会で成立したが、国会でどれだけ論議を尽くしたのかという感想を持たざるを得ない。外交・防衛そして経済は特に世界相手の駆け引きという面が強い問題でありタイミングも重要である。大臣を開催中国会に縛り付けるようなことに対し野党は改善を図る提案をなぜしないのかともどかしい。自分たちの存在をアッピールするだけの野党では国家のために存在価値を問われるという自覚が必要である。方針や政治的判断以外の細かいことは官僚の説明で十分事足りる。佐川氏の証人喚問答弁によれば首相答弁も細かいことは官僚が原案作成しているということだったし、それに対し野党質問者からもなにも疑問は呈されなかった。細かいことを知らない大臣などから回答ミスを引き出すだけのために開催中国会に縛り付けているようにしか見えない。

補足3: 
辞任の言質を取ってアッピールしたいのか
2018.04.09
今日のシビリアンコントロールをめぐる国会論議で民進党の小西議員が総理に辞任の覚悟はあるかとしつこく迫っていたが、空しい質問をなぜ繰り返してばかりなのかと聞き苦しく私は嫌になった。結果が辞任に結び付くような真実を明らかにする質問をなぜしない。真実を解明するだけの根拠がなく自分の思いを述べるだけでは議論は進展しない。勇ましく辞任を迫る自分の姿をテレビでアッピールしたいだけではないのかと気になってしまった。

補足4: 
愛媛県庁の関連忘備録存在情報_加計学園問題
2018.04.11
愛媛県と今治市の職員が獣医学部誘致に関し官邸を訪れた際のことを記したとされる内部忘備録に首相案件という記述があったということが国会で問題になっているようである。誘致決定前のはなしなので加計学園のことではなく安倍首相が推進したいと主張している岩盤規制緩和が首相案件ということでないかと思われる。政府が推進する政策は全て首相案件でもあるわけで、首相案件という言葉だけでは言葉狩りになってしまう恐れがある。野党議員辻元氏が官邸関与の疑いが首相主導の疑いになったと息巻いていた。今回は辻元氏だが福島氏も常々こういうキャッチコピーで怪しいという印象を振りまき世論を煽ってやろうという感じがして気になっている。愛媛県の忘備録の中身が何を意味しているのか分からないが、追及に値する真実に迫る内容なのか野党はよく検証した方がよいのではないかという気もする。なぜ最近朝日新聞だけがスクープ出来るのだろうかという疑問と合わせ背景や意図を検証したらどうかという気がする。

補足5: 
もういい加減にして欲しい
2018.04.13
私の今の最大の関心ごとは、米朝が首脳会談のあと平和条約にまで行くのかどうかということである。そうなったら日本をめぐるいままでの裏事情や矛盾が明らかになって政治が混乱するかも知れない。そのときも含めたいろいろなシナリオとそれらに対応する方策を政権として持って動いているかということである。そしてまたいろいろ政権外でいま政府・官僚を追及している勢力が政権交代を果たした場合にそれらに対応できるだけの情勢認識と対応案を持っているかということである。

今後の政局の中で日本の行く末にしっかりした展望を持った人物が見えてくればそれは歓迎だが、いまのところ私はいまの政権に替わって対応できる人物がいるかどうかの確信が得られないので、痛めつけられるべきであったとしてもいまの政権がそういう問題に精力を集中してもらいたいと思っている。

野党などが政府・官僚を追及している諸問題については建前で動いている権力に歪みが出て批判的意見を持ったものが動き回れるようになった結果であって、それで政権が痛めつけられるのは歴史の中で繰り返されて来た問題のような気がする。そいうことで、もうそろそろ今回もどう行政システムを改善すればよいのかというはなしで決着させてほしいと思っている。国家の一大事が起こるかも知れないときにそれを放り出してまで熱中することではない気がしている。


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